報 告

 第21回大分緩和ケアの夕べ

日   時  : 平成20年9月17日(水)
場   所  : 大分アステム 4階大会議室
参加人数 : 176名 
         医師17名、看護師115名、薬剤師13名、その他31名 



 【 講演内容 】

『 在宅ホスピスの実践 』
〜 自分らしく今を生きるために 〜

演者: 小野 隆宏 氏(ハートクリニック 院長)


 【 講演要旨 】

末期がんで余命が限られた場合の療養場所として60%の人が“自宅”を希望している。反面、88%の人が最期まで自宅で療養することは実現困難であると答えている。この乖離の原因は“家族への負担”“急変時の不安”と“受け皿(医療機関)がない”である。
がんによるさまざまな苦痛が緩和され、すみなれた家で愛する家族と共に残された日々を精一杯生きる。家族や社会の中で自己の存在を確かめ、これまでの生活をレビューする。そして、家族に感謝し、感謝され最期を迎える。人が最後まで最も自分らしく生きることができる場所、それは“我が家”ではないでしょうか? 前述した乖離を少しでも縮めるべく、在宅ケアの発展途上県“大分”から在宅ホスピスケアの現状と課題を挙げ、この会を通して在宅緩和ケアへの意識を高めていければと切に願っている。